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当院の在宅医療の実績

施設基準:強化型支援診(連携型)※
     連携先 くわみず病院

診療件数:
2024年11月 98件(延数173件)/月


2025年11月 123件(延数258件)/月

※24時間連携体制をとり、1年間での緊急往診実績10件以上、1年間での在宅(自宅や高齢者施設)での看取り実績2件以上が満たすべき基準とされています。

当院のおおよその訪問診療範囲(2024年12月時点).png

当院では熊本市北区(龍田、楠、武蔵ケ丘)を中心に中央区・東区、菊陽町、大津町、合志市に訪問診療しております。おおよそ上の黄色い範囲です。
当院から半径16㎞圏内であれば保険診療での在宅医療は可能ですので、ご希望の方はいつでもご連絡ください。

【在宅医療の意義】

 

「通院は1日がかりの大仕事…」

と思われている方、いらっしゃいますか?

 

洋服を着替えて移動して、病院や薬局では待ち時間もあって、帰ってきたらもうこんな時間…なんて話、特にご高齢の方や身体障害を持つ方には経験あるかもしれません。ご家族が診察に付き添うにも時間の都合がつきづらかったり、共に疲弊したりもあるかもしれません。

 

在宅診療とは医師や看護師が患者さんのご自宅を訪問して診療を行うサービスです。患者さんが住み慣れた環境で安心して生活を送れるような支援を中心に、私達はお手伝いいたします。

在宅医療の適用条件は『医療機関への通院が困難であること』です。病気の種類は関係ありません。以下に訪問診療のメリットや実際の契約の流れなどをご紹介しますので、まずはご一読ください。

【在宅医療のメリット】

1.患者さんの生活の質の向上

自宅にいながらの療養により、患者は精神的な安定を得やすく、生活の質が向上します。家族と一緒に過ごす時間が増え、家族のサポートを受けやすくなります。

2.医療の継続性

定期的な訪問により、病状の変化を早期に発見し、迅速に対応できます。退院後もスムーズに日常生活への移行ができ、再入院のリスクが減少します。

3.多職種連携

医師と看護師に限らず、ケアマネージャーや地域の薬局、訪問看護ステーション、リハビリ施設などと連携することでより良いケアが提供できます。

【在宅医療の手続きの流れ】

1.初回相談

患者さんまたはそのご家族が在宅医療を希望される場合、まずはご相談ください。患者さんの病状や居住地、生活状況や家族などの支援者関係を確認させていただき、在宅医療の必要性を評価します。

2.契約と計画作成

在宅医療の契約を結び、具体的な診療計画を作成します。診療計画には訪問診療(月1回もしくは2回、スケジュールを決めて訪問を行うこと)、診療内容などの情報が含まれます。

3.訪問診療の開始

診療計画に基づき、医師や看護師が定期的に患者の自宅を訪問します。診療内容には健康状態の確認、薬剤の処方、必要に応じた検査(自宅でできるものとしては血液検査、尿検査、心電図、簡易的なエコー検査)を行います。

なお、容態が急変した際や求めがある際には、訪問診療とは別に臨時でご自宅に伺うこともあります(こうした関わりを往診ーおうしんーといいます)。必要な薬剤の臨時処方、場合によっては医療機関への救急搬送などの対応をいたします。


 

【在宅医療にかかる費用】

 

訪問先の形態(自宅にお住まいか、介護施設入所者か)や管理人数などによっては料金に変動はありますが、基本診療費としては以下の3つの料金がかかります。

・在宅時医学総合管理料 (3700点、月1回)

・訪問診療料 (833点、診療ごと)

・処方箋料(70点、処方箋発行ごと)

保険点数上、1点=10円になります。また公的保険によって患者さんの負担は1~3割になりますので、月2回訪問診療した場合の実費負担は…

3700点+833点×2+70点×2=5506点

5506点×10=55060円(/月)

1割負担 55060円×0.1=5506円(/月)

2割負担 55060円×0.2=11012円(/月)

3割負担 55060円×0.3=16518円(/月)

この基本診療費に加えて、以下のような追加加算される診療費が発生する場合は別途費用がかかります。

(主な例)

在宅ターミナルケア加算…末期がんなどの終末期医療が必要な方の場合

在宅酸素療法指導管理料…酸素ボンベやCPAPマスクなど呼吸器治療を行っている方の場合

当然に​通院されるよりも料金は割高にはなります。ただし、上記の通り通院にかかる手間や時間、移動費用などを考えて比較すれば、実はそうでもないかもしれません。
 

在宅医療と
介護保険制度

2000年から始まった介護保険制度は、加齢や病気で介護が必要となった方の日常生活において必須ともいえる制度です。訪問看護や介護、通所介護サービス、福祉用具のレンタルや自宅改修など介護を受けて安心な生活を送れるようにすることは、我々、在宅医療を行う者にとっても重要なものと考えています。

 

在宅医療を受ける人が介護保険をもっておくべき理由は以下のとおりです。

 

 

1.療養上の管理や指導を受けるため

在宅医療では、医師や看護師による診療や治療は医療保険が適用されます。しかし、療養上の管理や指導を受ける場合は「居宅療養管理指導」として介護保険が適用されます。介護保険における要介護認定を受けていないと、この居宅療養管理指導の費用は自費となってしまいます。

2.介護サービスを利用するため

 

訪問診療を受ける人の多くは高齢者で、日常生活での介助が必要な場合があります。介護保険に加入していれば、ホームヘルパーの訪問介護や入浴介助、福祉用具の貸与など、様々な介護サービスを利用できます。介護保険がないと、これらのサービスは全額自費となり、大きな経済的負担がかかります。

3.ケアマネージャーや訪問看護師など医療・介護福祉専門職の介入がしやすくなる

本邦は医療や介護福祉の制度については、他国よりも遥かに恵まれております。ただ、その制度についてすべて理解することはなかなか難しいものです。そこで、その制度を理解してより良いサービス利用につなげてくれるケアマネージャー、実生活上に沿った指導やケアを実践できる訪問看護師などの専門職が、皆さんの生活のお手伝いをしてくれるようになると大変便利です。

 

つまり、介護保険に加入していれば、訪問診療と介護サービスを組み合わせて利用することで、より手厚い在宅ケアを受けられるのです。また、末期がんなど一定の要件を満たせば、訪問診療と居宅療養管理指導、介護サービスを同時に利用することも可能です。介護保険に加入しておくことで、自宅での療養生活をより円滑に送ることができます。

社会医療法人芳和会
くわみず病院附属くすのきクリニック

熊本県熊本市北区龍田5丁目1-41
TEL   096-339-0187

FAX    096-339-4419
​MAIL info@kusunokiclinic.or.jp

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■血液検査・尿検査など検体検査 即日可能

患者さんの血液や尿などの検体を調べ、体内の状態を評価する検査です。鼻腔や咽頭の拭い液、たん、便などもこれに該当します。

当院内では血液だと血糖項目(血糖値、HbA1c)、尿検査(定性)、ウイルス感染など迅速抗原検査は即日で結果が出ます。それ以外の生化学・血算などは外部の検査会社に検体を提出のうえ数日後に結果が報告されます。ただし、緊急性があると判断された場合に限り、検体をくわみず病院へ送り数時間後に報告を受けることもあります。

■単純X線撮影「レントゲン」 即日可能

胸部および腹部などにX線を当てて臓器を透見した画像を撮影する検査です。とくに胸部は肺炎、肺がん、心不全などの心肺疾患の診断にとって必須と言えます。

■心電図検査 即日可能

胸部や四肢に電極を装着し、安静状態で心臓から発せられる生理的電気活動を記録する検査です。心臓の動くリズムや心臓虚血の評価を行うものです。

■ホルター心電図 要予約

安静状態での計測ではなく、24時間専用の機器を身に着けたうえで日常生活を過ごしてもらい、突然生じる不整脈や狭心症発作時の心電図をとらえるための検査です。詳細な解析には数日ほど期間が必要です。

■ABI検査「血管年齢」 即日可能

下肢の動脈の狭窄度や血管年齢を推測することが可能です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、腎臓病などでは、早期発見に努め、下肢の壊疽を防ぐことに役立てます。

■骨塩定量検査「骨密度」 即日可能

骨粗鬆症(骨密度)の検査です。当院では手のひらの一部の骨をX線撮影することで解析する方法(RA法)により、対若年比の骨塩定量を測定のうえで骨粗鬆症の診断・管理を行います。

■超音波検査「エコー」 要予約

・腹部

腹部疾患を初めとして、体への負担なく検査可能です。肝臓疾患。胆のう疾患、膵臓疾患、脾臓疾患、腎疾患、膀胱疾患、前立腺疾患などの診断や治療に役立ちます。

・心臓

心臓弁膜症、心筋梗塞や心不全の評価など、心臓の構造異常や機能異常の検出に優れています。健康診断で心臓の異常を指摘された時にも必須の検査です。

・頸部(頸動脈・甲状腺)

頸動脈は、心臓から脳へ血液を送る大切な血管です。高血圧、糖尿病、脂質異常症、腎臓病などでは、動脈硬化の早期発見を行い、発症や予防に役立てることが重要です。

■上部消化管内視鏡「胃カメラ」 要予約

食道・胃・十二指腸の内視鏡検査です。食道裂肛ヘルニア、逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、胃がん、食道がん、十二指腸潰瘍などの診断、ピロリー菌の検出などに役立ちます。

■下部消化管内視鏡「大腸カメラ」 要予約

​大腸の内視鏡検査です。大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性腸炎などの各種大腸疾患の診断に役立ちます。

※CT撮影検査やMRI撮影検査は当院内に機器はありませんが、くわみず病院や当院近くの武蔵ヶ丘病院などにご紹介差し上げて実施することは可能です。

即日可能なものでもスタッフの人員や時間帯によってはお断りする場合がございます。一方で予約なものでも検査日当時に検査枠があいている場合に即日で可能なこともございます。

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