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執筆者の写真Yoshiaki Shinonome

クリニックの院長になるまでの話



東雲の自画像(似ていると専ら高評価) 宣材写真もこれでいいのでは?

東雲(しののめ)です。


日々の診療のちょっとした隙間時間を使って、このブログを書くようにします。


駄文拙文悪しからず、何卒ご了承ください。


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4月に新院長となって早3か月が経過しました。


医師としての業務は毎日の外来診療、週に何度かある訪問診療、さらには書類の確認と作成が主にあります。


現在は火曜と土曜に板井八重子先生、木曜と金曜に松本久先生など様々なご支援いただいておりますが、患者さんのことはだいたい私に集約されます。


それに、管理者や法人理事としての会議、医学生委員長としての業務(これはくわみず病院時代からの継続)などやっていまして、




思っていた以上に、まぁやることが多いです…


けど、個人的にはとても充実しています。


体調管理にはかなり気をつかいますがね。


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私は2015年に熊本大学を卒業しております。医師として10年目のシーズンとなります。


10年目ともなれば”若手”ではなく、そろそろ”中堅”として扱われます。


それは初期・後期の研修期間を経て何かしらの専門性を有し、医師という病院スタッフになれたくらいの位置づけです。


私は家庭医療専門医(プライマリケア連合学会)を持っています。


ただ、まぁ、総合診療分野で様々な疾病を取り扱うもので、”専門”というほどに”専門”ではない立ち位置です。


専門性がなくともフットワークが軽いことが、自分の武器だと思っています。




そんな私が院長(あくまで”雇われ”ですけど)になったのは、これまでくすのきクリニックとの関わりがあることが選出要因でした。


実はクリニックには、以前から毎週金曜日に外来と訪問診療を担当しておりました。


後期研修中の2019年11月にくすのきクリニックの研修をスタートさせたことがきっかけで、当時は板井八重子先生が院長で今の新しい建物になったばかりでした。


研修としては半年ほどでしたが、クリニックという環境での診療が自らにとてもマッチしているように感じました。


それに今後の若手医師の研修の場としても良好なものになると思いましたので、


研修後も週1回の”支援”という体裁でのかかわりを続けておりました。


院長が松本久先生に交代しても、この関係は継続しました。


実に4年半もの間、クリニックのお手伝いをしていたわけです。


そして今春、院長交代として私にご指名いただいた…という感じです。




従来、クリニック(診療所)の院長といえば病院でのキャリアも十分に積み上げてきた医師が就任するもの…というイメージですが、


私のようなまだまだ生半可者にこの役目に就いたことは、果たして現場の医師不足ゆえなのか、クリニックでやっていけるという評価をされたのか‥


‥どっちなのでしょうか。


ただ、私としてはクリニックの院長をやっていくことに一抹の不安はありながらも、現にこうして頑張ってやれているのですから、引き続き精進する次第であります。


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今回はちょっと堅苦しい話にはなりました。


今後は日々の業務や日常生活から想うこと、私の取り組み、クリニックの裏話(…そんな話、あるのかしら?)なども発信しようと思います。


それでは、また。


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